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七原くんという生き方

本日、「シン・ウルトラマン」を観てきたのだが、その余韻を全て吹き飛ばされてしまった。

 

ニコニコ生放送で七原くんが復活したのだ。

 

1年半ぶりの放送だった。

前回の休止期間同様に会社をクビになったとか、彼女と別れたとか、休止期間中のエピソードを語ってくれると思っていた。

しかし、彼の口から語られたのは想像を絶する壮絶な1年半の物語だった。

 

放送休止後、すぐに受けた危険物の試験の結果が5択なのに0点だったこと。やる気がないと思われ正社員採用が延期になったこと。

職場に携帯電話の保証人になって欲しいと父親が押しかけて来てネット配信が会社にバレたこと。

それが原因で会社をクビになったこと。

腎臓の持病が悪化して家族に腎臓移植のドナーを家族に頼んだら断られたこと。

部屋で意識を失って病院搬送されて透析するためのシャント手術を受けたこと。

退院後、お父さんが独りで亡くなったことを国からの書面で知ったこと。

障害者1級となり、週3回透析を受けることになったこと。

今後、障害者年金は受け取らずに障害者枠で就職を目指すこと。

 

ここまで壮絶な話を彼は笑顔で笑いながら話している。リスナーも私も笑いながら聞いた。(ちょっと泣きそうな時があったのは内緒)

彼はこれまでたくさんの仕事をクビになってきたが、これは彼にしか出来ないことだと私は思う。

 

彼は自分の生活が困っても、何にも依存せず生きている。

私はサラリーマンとして分不相応な給料をもらって生きているが、彼には遠く及ばない男だ。

 

今日の配信を見て、改めてネット配信界の王であること実感した。

 

これからも七原くんには楽しい配信を続けてもらいたいと思う。

 

森野クマヲン